JR東海は、リニア新幹線の計画での情報を公表する準備がととのったようです。東京オリンピックに合わせて部分開通という話もありましたがどうなのでしょうか。
JR東海は18日、リニア中央新幹線の駅の位置や詳細なルートを盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)の準備書を公表した。同日朝から東京・品川-名古屋間の沿線7都県などの首長に書類を提出し、工事計画の概要を具体的に伝達。2014年度中に着工する見通しで、約286キロの同区間を40分で結ぶ「夢の超特急」が実現へ一歩踏み出す。
準備書は工事による生態系や騒音、水質などへの影響を調べ、まとめたもの。20日から1カ月間、住民に公開し、あらためて説明会を開く。地方自治体からも意見を聞き、評価書に仕上げる。
その後、JR東海は工事の実施計画に国の認可を得て、測量や用地の取得に取り組む方針だ。
これで、リニア新幹線実現への第一歩となるのでしょう。実際は、具体的な環境評価などでの紆余曲折や環境団体の反対運動などがあったりするのでしょう。いまのところは、南アルプスをトンネルで突き抜けるというルートが時折見かけますので、そのルートでの環境への影響など慎重に調べてもらいたいと思います。
私自身は、鉄道が好きですし、この計画も夢があるので賛成なのですが、あまりに性急にものごとを進め過ぎた結果、見るべき問題に目を背けることがないようにしてもらいたいなと思います。
名古屋まで40分で行くという話が聞こえてきていますが、そのようになるとトヨタ自動車なんかは、もう東京に拠点がなくても大丈夫なようになるのでしょうか。それに、名古屋勤務と言いながら、東京から通勤する人が出てきたりするんでしょうか。