総務省の調査で子どもがスマホを使うのが不安は7割

総務省が調査した「子供の安全に関する世論調査」で子どもがスマホを使うのは不安があるという回答をした人が7割いたそうです。

内閣府が7日公表した「子供の安全に関する世論調査」で、子供がスマートフォン(スマホ)を使うことに「不安を感じる」との回答が71.9%に上った。「不安を感じない」と答えたのは13.5%だった。18歳未満の子供の安全をテーマにした調査は初めて。7月11~21日に全国の20歳以上の3千人を対象に実施し、1801人が回答した。 「不安を感じる」と答えた人に複数回答で不安の内容を尋ねると「インターネットの利用でトラブルや犯罪に巻き込まれる恐れが高まる」(72.4%)、「悪影響を与える情報を閲覧する恐れが高まる」(69%)が多かった。他人と交流できるコミュニティーサイトを子供が使うことには80%が「危険だと思う」と答えた。高校生を中心にスマホを使う未成年者が増える中、政府に要望したい対策(複数回答)は「有害な情報を掲載するサイトへの規制強化」が62.1%で最も多かった。「ネット利用に関する教育の充実」(50.5%)、「ネット利用に起因する犯罪発生状況の情報提供強化」(41.3%)が続いた。

最近は、高校生のスマホ所有率がたくなっているというニュースやLINEでの不適切な売春行動のニュース、高校生のネット依存が増えているニュースなど立て続けにでています。そのようなニュースを見れば確かに不安に感じる親が多くなるというのは、わかる気がします。

しかし、それらがネットに限定したものかを考える必要もあるかと感じます。もしかしたら、現実社会では「地下化」していて知られていなかったけれど現実には起こっていたできごとが「スマートフォン」という新しいツールと新しいアプリケーションが使われるようになり、触媒となることで「地上化」現実化に表出してきたもののような気がします。

そういう意味で、現代社会の暗部が出てきているのかなと・・・。

また、スマートフォンをうまく使いこなすことでのメリットも多いと思いますのでそちらにも目を向けて行ければと思います。

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