工人舎のSA5SX04AをLinuxbeanで再生。画面は1024×600、内臓無線LANもOK、タッチパネルも。タブレット化完成【完全版】WindowsXPの再生!




はじめに

WindowsXPのサポートが終わっていました。Windows7や8系へアップグレードできる端末は良いですが、できない機種も多々存在します。それが、今回トライした工人舎の端末(SA5SX04A)です。
この端末は、ネットブックが発売した当初の機種の1つで、WindowsXPが搭載されていました。このPCをLinux化してみました。
1024×600での表示にも成功していますし、画面のタッチパネルも動作してますので、ちょっとタブレット的に使えています。興味のあるかた。多少コマンドを打てる方など、トライしても面白いかもしれません。
※そうは言っても保証はできないので、自己責任で。

スペックの確認

http://jp.kohjinsha.com/support/content/supt/sa/sa5sx04/index.html

http://jp.kohjinsha.com/support/content/supt/sa/sa5sx04/specification.html

モデル名:SA5SX04A
OS:Microsoft® Windows® XP Home Edition (Service Pack 2 )正規版
プロセッサ:AMD® Geode™ -LX800
チップセット:AMD® Geode™ CS5536コンパニオン・デバイス
メインメモリ: PC2700 (SO-DIMM DDR333)
標準 / 最大:512MB / 1GB
表示機能:LX-800内蔵
内蔵LCD:タッチパネル付7型ワイドTFTカラー液晶(LEDバックライト採用)
解像度(標準表示):最大1024×600ドット
表示色数:内蔵LCD表示時、約1,619万色 (標準1024 x 600ドット表示時)
ビデオRAM:標準設定8MB
ポインティングデバイス:タッチパッド, スティックポインタ, タッチスクリーン
ハードディスクドライブ:SA5SX04A : 40 GB(2.5インチ、UltraATA/100)
LAN:10BASE-T/100BASE-TX
無線LAN:無線LAN IEEE802.11b/g準拠
サウンド:Realtek AC’97 Audio(AC’97準拠)
スピーカ:内蔵ステレオスピーカ(0.5W+0.5W)
正面 3in1メディアカードスロット
USB2.0ポート×1
駆動時間:約4時間
充電時間:約2.2時間
本体寸法:約218mm (W) x 約163mm (D) x 約25.4mm (H) *22
質量:約990g(バッテリ使用時)

まあ、一時期は良く持ち歩いていました。しかし、最近は家で眠っていることが多かったのです。
そこで、この機種に入れられそうなものをあらためて探してみました。

インストールLinuxディストリのリストアップ

Debian
Linuxbean
PuppyLinux

メジャーどころのUbuntuなどは、現役PCでももっさりすることがあるので、軽いLinuxとして、このあたりを考えて調べてみました。そうすると、同じUbuntu系でLinuxbeanでの動作実積がちらほらありました。
PuppyでもLiveCDで起動してみましたが、画面解像度が800×600で固定されそうなので、見送りました。

画面解像度の問題

このPCは、本来は800×600で表示されるところを1024×600に表示させていいます。Windows上では、なのでリナックスの標準設定では、800×600で表示されるか、1024×768で表示されるかのどちらかになりす。

そこで、それを解決できる設定を探していたら以下に、ズバリの設定が書いてありました。
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=39625

ここは、ubuntuのフォーラムですので、Ubuntu系のLinuxbeanでもうまくいくだろうと。
LiveCDでは、いまいち不安ののこる状況でしたが、画面に関しては実際にインストールしてみないといけいと思い決断。

Linuxbeanのインストール

まずは、USB接続のポータブルDVDからLinuxbeanを起動。
このとき、BIOSで起動順位を変更しておいてください。(BIOSはF2キーで入れます)

そうしたら、セーフモードで起動してください。

そうすると、1024×768の変形した表示でLiveCDから起動されます。

起動が完了したら、画面左上にインストールするアイコンがあるので、それをクリックしてインストール

メッセージに沿って選択してゆけば良いのですが、私は今回、ディスクスペースがほとんどなかったので
Windowsを削除してインストールしましたので、そこではデフォルトの場所から変更しています。

あとは、ほとんどデフォルトでOK。

ログインIDやパスワード、端末名を設定したらインストール完了までしばし待機。

インストールが完了したら、LiveCDを取り出し再起動。

そうすると、インストール時に設定したログイン名とパスワードでログインできます。

その後、有線LANにつないでいるなら、自動的にネットワークにつながっていることが
多いと思いますので、ターミナルなどから

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

を実行し、最新版の状態にします。

私は、vim 使いですので

sudo apt-get install vim

でvimをインストール

画面解像度の設定の変更

上記のサイトにならって設定を書き換えます。

cd /etc/X11/  で移動し
sudo vim Xorg.conf

で、Xrog.conf ファイルを開きます。
「Section “Device”」の各項目をコメントアウト
そして、いかのようになるように入力してゆきます。

Section “Device”
Identifier        “Geode”
Driver        “geode”
BusID        “PCI:0:1:1”
Option        “AccelMethod” “XAA”
Option        “MigrationHeuristic” “greedy”
Option        “PanelGeometry” “1024×600”
Option        “PanelMode” “45000 1024 1060 1164 1200 600 612 615 625”
EndSection

この内容を入力し終わったら。:wq で保存して終了します。

これで、再起動するとなんとびっくり、1024×600表示になっています。

無線LANの設定

無線LANは、BIOS上で自動的に有効になる設定をしていなかったのでうまく認識しませんでした。
そこで、USBの無線LANユニットを接続したらあっさり接続できました。
その後、BIOS上で内臓の無線LANユニットが自動起動するように変更したら、2つとも認識しましたので
USBの方を削除してみて、再起動したところ認識したので、現在は内臓の無線LANで使っています。

もしかしたら、最初っから自動起動にすれば認識したのかも・・・。ちょっとわかりません。

タッチパネル

この機種は、Penmouseというタッチパネルが装備されていて、昔からのタッチペン(DSなどでつかうやつ)で
画面を操作できるのが売りでした。
ネットでうまく行ったとの報告がありましたので、早速トライ。ここはすんなりいきました。

http://hagimasa.blogspot.jp/2010/08/sh6-ubuntu1004.html
こちらの方は、SH4でしたがぶっちゃけ工人舎なのですし、同じチップを使っていましたのでこれでと・・・

http://www.penmount.com/down_2.php
ここのページで同意する(I agree…)を選ぶとダウンロードページに行きます。

iframeの中をスクロールしてゆくとUbuntuの中に「U12.04 32&64bit V4.1.0」の文字があるので
このドライバをダウンロードします。

直接リンクは、以下のURLです。(
http://www.salt.com.tw/Download/Driver/PenMount/Linux/PenMount%20Ubuntu%2012.04%2032_64bit%20Driver%20V4.1.0.tar.bz2

でダウンロードしたものを解凍します。

ターミナルを起動してダウンロードした場所に移動します。

解凍した中に、install.shがありますので

sudo ./install.sh

でインストールすれば完了です。

初期状態だとたぶん座標反転の勢いでめちゃくちゃなところをタッチしてくれるので、ペンマークのアイコンからユーティリティを起動させてキャリブレーションを行います。わたくしは念のため25箇所のキャリブレーションを行いました。

こちらの方を同様に25か所のキャリブレーションを私も行いました。

そして、再起動。

画面は、1024×600で、内臓無線LANも使え、タッチパネルも使えるなんちゃってタブレット端末に生まれ変わりました。

以前より、いろいろ調べていましたが、良い情報に巡り合えず放置していました。
今回は、WindowXPのサポートが終了したということで、あらためてチャレンジしてみたら納得のいくできになりました。
反応が遅いのが玉にきずですが、ネットをちょっとみるだけでしたらWindowsXPよりも軽いぐらいので、居間でのちょっと調べ端末として有効活用できそうです。

マルチユーザーなので、家族それぞれのアカウントを作れば、ブックマークなんかもそれぞれ保存できますし。


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